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老人ホーム・介護体験談
いろいろ施設や制度が整ってきているとはいえ、いざ家族が要介護の状態になったとき、「家族が面倒をみるもの」という考えが根強くあるように思います。
私もそんな考えの持ち主で、父の介護が必要になってからしばらくは母と二人で父の介護をしていました。
が、昼も夜もなく、ほぼ付きっ切りの状態での介護。
母と二人、励ましあいながら介護していたものの、疲れ果てて家の中の空気がギスギスしていくのを感じていくようになりました。
このままではいけない、と思い、最後まで首を縦には振らない父を、半ば強引にショートステイに預けることにしました。
いまだに後ろめたさはありますが、「3人が共倒れになっては元も子もない」と割り切って介護から解放された貴重な時間を休息にあてています。
介護は長い道のりです。そして少し悲しい話ですが、子育てのように未来が明るいわけではありません。
そこをいかに前向きに、かつその気持ちを持続的に持ち続けることができるか。
これに尽きると思います。
私のように、家族を施設に預けることに罪悪感のようなものを感じて尻込みされている方。
自分をいたわる時間を失ってしまっては、介護は続けられません。
施設に預けることは、介護を続けるために必要不可欠なんだ、くらいに考えて、一度ご検討されることをお勧めします。